社会人1年目女子が月収2万アップさせるまでのLog

ノースキルの社会人1年目女子が、たくましく稼げる女になるまでのログです。目指せ、3年以内に手取り23万!あ、ディズニーリゾートも大好きです。

★4 『フリーライターになろう!』八岩まどか/2012/青弓社

ラブ度★★★★☆ ふせん数45

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第1章ライター、作家、編集者

  • フリーライター事業家だ。
  • 営業は「人脈をつなぐ」に尽きる。
  • 編集者がほかの出版社に転職する際には担当の作家も一緒に移動することが多い。

第2章こうしてライターになりました

  • 最初からフリーランスで仕事をしてきた人は少なく、大半は最初出版社や新聞社、制作プロダクションに就職し、編集者や記者、ライターとして仕事をしている。
  • フリーランスになる理由は、「特定の分野に限定した仕事だけでは面白くなくなった」が多い。
  • 署名記事が書ければ原稿料もアップする。
  • 署名記事を書けるようになるライターは何かしら華がある。
  • ライターという仕事は、文章を書く技術だけでやっていけない。技術は基礎であり、こう書かなければいけないというノウハウはない。
  • 本気でライターになりたい人は、出版社や編集プロダクションなどモノを書く経験を積める場に身を置くこと。給料をもらいながら書く練習をするというずうずうしさが必要。
  • ただし、広告関係のコピーライターやテレビ局関係のシナリオライターを目指す場合には養成講座や専門学校に通うことが近道。
  • コピーライターになるには、広告会社に入社するのが基本だが、物を書くという作業はメインになりにくい。
  • 面接の場で必要になるのは、自分がそれまで書いてきた記事。媒体も豊富に用意できたらなお良い。
  • 著名な作家が雑誌で連載記事などを書く場合、作家自身がすべての取材をおこなうことは少ない。データマンという取材記者が数人ついて、作家と相談しながら、取引先の割り出しから実際の取材までを担当する。
  • データマンやり始めのころ、電話帳に載っている団体に片っ端から電話連絡をとったことも…。
  • 署名記事を書き、あるテーマについて社会的な評価を受けるようになると自ら営業しなくても執筆依頼がくるようになる。
  • 署名記事を書くには、書きたいテーマとそれを書くことができる媒体、書きたい思いを理解してくれる編集者との出会い、そして運が必要。

第3章向いている人、向いていない人

  • 聞き上手な人・人と会うのが好きな人(アカン、私苦手じゃんとショックを受けたので赤文字)・膨大なムダを楽しめる人・フットワークが軽い人が向いている。
  • すぐにそのテーマについて書けないとしても、自分のテーマを追っていける人は、署名記事が書ける可能性が高い。
  • フリーライターとは、まっとうな社会からはずれているアウトローだからこそ、独自の視点を持つことができる。
  • 専門系は少数派。
  • ひとつの事件にも注目点がひとりひとり違うというところが商品価値。
  • 人と違うことを書くだけでは1ページは書けるが、本当に興味を持ったテーマでなければ一冊の本は書けない。
  • 少数派だが、著名なノンフィクション作家などで、ほとんど取材せずに記事を書くタイプもいる。理由は取材対象が著名で、取材で新たな事実が出てくる可能性がきわめて低いから。対象をどう評価し、料理するかに価値が置かれている。
  • 評論家を目指す人=その事実に対する見方・考え方を表現したいという思いが強い

第4章ライターの勘どころ

  • 出版業界は狭い。編集者同士が知り合いということが多い。
  • 取材対象があまり話したがらないことを引き出すのがライターの取材テクニック。

第5章ナゾの日常生活

  • いい文章=大多数の読者の心をつかみやすい文章。そのために文章全体の流れをエピソードでつづる。4ページの中に2,3本のエピソードを入れるとして一冊本を書くのに120~180のエピソードが必要。
  • 文章の個性とは、文章を書いていくことで自然にできてくるものだ。

第6章ライター稼業はハプニングだらけ

  • 仕事のほとんどは編集者からの依頼。
  • 1980年代まではフリーライター=トップ屋だった。スキャンダルをお金にする生業のこと。
  • 仕事は取材・資料・記録から情報収集し原稿を書く「一般記事」と自分の体験や考えをもとに原稿を書く「コラム」がある。
  • 取引先が倒産し、40万円近くあった未払金が1万ちょっとになってしまったことも…。

第7章少ない道具で合理的に

  • 名刺代わりになるから本は出した方がいい。
  • 趣味で書いたものはあまり意味がない。新聞や雑誌に掲載がある”活字”を見せるのが基本。依頼を受けたものかどうかが大切。
  • 署名記事が有効なのは、営業活動だけでなく取材活動でも。「○○で連載記事を書いている△△と申します」と切り出せば悪い反応は返ってこない。

第8章時間とお金の裏事情

  • 人気タレントや大物政治家が本を出す場合、多くはプロのライターが話を聞き原稿をまとめる。
  • 一般のライターが自分のテーマで出版する場合、特に取材が必要な場合には、経費以上の収入は見込めない。
  • ボーナスはないが、経費を計上し確定申告で税金の一部が返ってくることがボーナスがわり。

第9章で、ライターって楽しいの?

  • 生涯にわたる収入をみれば、企業勤務のほうが絶対に有利。病気やケガの保障はなく、国民年金だから老後は年金だけで暮らすのは無理。

第10章ライター、その後

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正直、章立てと内容の互換性にピンとこないところもありますが(笑)、リアルに・そしてライター職の全体像が書かれていて読みやすかったです。

そして、就活するうえでの職業選択の参考にしてみると…。低収入・低保障に負けないジャーナリズムはちょっと私には無いな…。この本を読んだ限り、企業勤務のほうが合ってそう。取材した経験もほとんどゼロなので取材がしたいのかどうかも分かりません。

ただ、データマンという職業を知れたことは良かったです。全体を把握する(=データを集める)ことなくして、「みんなのなかで盲点となるネタ」をブログで発信できないと思っているので!(^^)